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「家ではいい子。」の落とし穴
幼稚園にはいろんな子どもがいるが、
なかには、なんと言うか、
集団社会生活に円滑に適応できない子もいる。
先天性な脳の問題ではなく、後天的な環境の問題で。
幼稚園に問題がある場合と、家庭に問題がある場合がある。

今回話題にしたいのは「キレやすい子」。
怒りやすいのレベルではなく、
本当に「キレる」子。

ほんのちょっと自分の思い通りにいかないだけで、
物は投げつけるわ、ドアは蹴るわ、友達は叩きまくるわ、
先生にも友達にも罵声を浴びせ続けるわ・・・
そういう子。
キレ方が尋常ではない子。
しかもそれが、毎日何回もある子。

できるだけ幼稚園内で何とか対応したいんだけど、
クラスへの影響・友達への影響を考えた時に、
あまりにも度が行き過ぎていて、
迷惑をかける範疇が逸脱してしまった時、
それを家庭に連絡したとするでしょ?

その時に

「家ではいい子なんです。本当にいい子なんです。
 怒ったこともないですよ!
 幼稚園に問題があるんじゃないんですか!?」

分かっていない。
違う。そうじゃない。
その考えが子供を締め付けているのに。

あのね、確かに幼稚園に問題があることもある。
幼稚園、というか担任に問題がある場合、
担任の気を引くために先生の言う事をきかなくなったり、
気とひくためにわざといたずらばっかりしてみたり、
泣いてみたり・・・

でも、暴力的になるっていうのは、
大抵家庭に問題がある・・・

すぐキレて何に対しても誰に対しても暴力的になったり、
「俺なんて死んじゃえばいいんだ」
「俺なんていらない子なんだ」
「生まれてこなければよかったんだ」と自虐的になったりする場合、
大抵家庭に問題があるんです・・

この言葉を言われると、本当に胸が苦しくなります。
こういう言葉を言わせてしまっているのは、
幼稚園じゃない、家庭なのに・・・

悪い事は悪いと、しっかり怒れず教えられず
子供に甘く子供に弱くなっている親の元でも
こういう子供に育ってしまうんだけど、
今回の場合は、親が躾に厳しすぎる、という例。

挨拶は大きな声でしっかりと、
弟妹の世話はちゃんとするように、
親の言うことは素直に聞くように、
礼儀正しく、
友達には優しく、

どれも大事だし、教えていかなくちゃいけないんだけど、
何をするにも常に親が監視している状態。
親にしてみれば愛情。
でも、子供にしてみれば監視。
度がいきすぎていることに気が付いていない。

怒るときに、ただ怒るんだよね。
子供に諭すように怒るのではなく、
言うことを聞きなさい!という怒り方。

例えて言うなら、
挨拶をしないだけで、めちゃくちゃ怒られたり、
友達と喧嘩をすると、1時間かけて原因を追求されたり、
いい子でいないと、小言が飛んだり・・

そういう親の前では、
子供は「いい子でいなければいけない」と思ってしまう。
両親は大好きなのだ。
お母さんに褒めてもらうために、
お母さんに認めてもらうためには、いい子でなければいけない。

お母さんが好きだから。
ありのままの自分では認めてもらえないから、
だからいい子にならなくちゃいけない。
お母さんが好きだから。
だから、お母さんに認めてもらいたいから、
だからいい子でいなくちゃ。

そういうストレスが実は溜まっていることもある。

でも、まだまだ子供。
そのストレスを抱えたまま生きていくことはできない。

だからこそ、
幼稚園に来た時に、一気にそのストレスを開放しているんだよね。
すぐキレる原因はそこにある。
愛情不足なのだ。

ありのままの子供の姿を、受け入れてあげるだけでいいのに・・・

「家ではいい子なんです!
 下の子に手をあげた事も1回もないですよ! 
 幼稚園でだけ暴れているってことは、
 幼稚園に問題があるんじゃないんですか!?」

違うんですよ・・違うんです。
その「家ではいい子」ってのが曲者なんですよ。
「家では怒った事がない」ってのが問題なんです。

明らかに、家でのストレスじゃないですか・・・
でも、そんなこと、言えないのが、幼稚園の先生の現状。
思っていても、言えません・・・

お願いです。
ありのままの子供を受け入れてあげてほしい。
いい子を求めすぎないで下さい。
それがどんなに子供にプレッシャーを与えているか・・・

締め付けすぎないであげて・・・
もっと力を抜いて、ありのままの我が子を見つめてあげてよ。

人目が気になるんでしょうが、
自分の見栄や体裁で子供を縛らないであげて。
ありのままの子供を見てあげてよ・・・

それを言えたらいいのに・・・
そういう内容は担任は言っちゃいけない幼稚園だし。

どうしたらいいんだろう・・・
解決策が見つからず、胸が痛いです・・・
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