親子の触れ合いを大事にする事はすごくいい。
でも、中には、「親子の触れ合い」という事に熱中しすぎて、
「外に出て同年代の子供と遊ぶ」が疎かになってる人もいる。
ある1人の子を紹介しよう。
その子はものすご〜〜く天真爛漫で、素直で、愛嬌があり、
明るく、よく笑い、純粋で、言う事もよく聞く、超ぷりてぃーな男の子。
その子と一緒にいるだけで、ほわわんと心が温かくなる感じ
でも、その子は、走らない。
もっぱら砂場専門で、
それはそれは楽しそうに毎日ドロンコになって遊んでいる。
砂場で遊ぶ至極楽しそうなあの姿を見たら、
誰もが「い〜〜〜っぱいドロンコになって遊びな〜♪」って思うだろう。
でも、その子は走らない。
入園前は砂場で遊ぶ事は殆どなかったというので、
今までたっぷり遊ばせてあげていたが、
もうすぐ11月、やはり体力もつけていかないと、と思い、
鬼ごっこに誘った。
結果、号泣。
「走れない
」「速すぎる〜
「いやだ〜
」「疲れた〜
」
あぁ、もっと早く走らせて遊んであげなくちゃいけなかったな...と反省。
今までも、もちろん
鬼ごっこや、あぶくたったや、走る遊びにも誘い続けてきたが、
その度に断られ、砂場を楽しむあの天使の笑顔に決意を鈍らされてきたのだ。
走れるのに、走らない。
あまり当てにはならないが、本人曰く、
帰宅後は友達とも遊ぶけど、走って遊ぶことはないらしい。
去年もいた、走れない子。
その子は、殆ど外に出ず、常に家の中だけで遊んでいた。
幼稚園では全く走れず、手を繋いで走るたびに
「怖い」「速い」「転んじゃう」「友達とぶつかって怪我しちゃう」
と半泣きになっていた。
走れない・走らない、って....ヤバイよ?
親子の触れ合いもすごく大事だけど、
外で走って遊ぶのも大事。
ただ外で遊べばいいってもんじゃない。
公園に行ってればいいってもんでもないよ。
走らなきゃ。
「外で走らせる」ではなく、「一緒に走って遊ぶ」をやってあげてほしいね。
鬼ごっこ・追いかけっこ、なんでもいい。
子供は、ただ「待て〜〜〜」って追いかけるだけで大喜びなんだから。
心も体も健康な子供になるために、是非やってほしいねー。
PS:
画面右上の「Nico」の視聴が
「名前のない花」から「笑顔のある場所」に変わりました。
友達の結婚式のために作った曲だそうです。
いい歌だと思うので、よかったら視聴してみて下さい♪