今日の話はゲーム機がテーマだった。
このブログで何度も書いているように、
私は斉藤さん同様、ゲーム機が嫌いだ。
「そんなもので遊ぶ姿は何だか寂しい」
「そんなものより自然へ連れ出し、泥まみれで遊んでほしい」
斉藤さんの言葉1つ1つに共感を覚える。
ゲームを持っていないと仲間はずれにされる、
ゲームを持っていないと時代に後れる、
いけないと思っていても結局買ってしまう、
そんな思いもあるだろう。
でも、斉藤さんは言う。
「子供のご機嫌を取るのは簡単。お金さえ出せばいいんだから。」
その通りだよね。
手間も時間もかかるけど、そういう子育ての方がいい。
・・・と、そんな風にふんふん息巻きながら観ていた。
でも、今回私が観ていて、心に残ったのは
そんなゲーム機の話ではなかった。
はっきり言おう。
「斉藤さん」に出てくる「こばと幼稚園」、
あの幼稚園の先生、最低だ。
今回、この「斉藤さん」を観ている間に3回も泣いてしまった。
2回目は、子供が謝る場面。
辛い葛藤の末、正しい道を選べた子供のまっすぐな心、正直な心。
そして、ゲーム機を取ったその理由・・!
心が動かされない幼稚園の先生がいたら、
よほど鈍感で感性のない先生だろう。
3回目は、斉藤さんのクリスマスプレゼント。
「心に残るプレゼント」を贈ったわけだ。
最後まで何があろうとお金に走らず、心に訴えるプレゼント、
そんな心を持つ子供に育てたいという思いを貫いた斉藤さんに感激して
涙が止まらなかった。
でも、1回目は・・・怒りで泣いた。
私の中ではあるまじき幼稚園側の対応に、怒りのあまり涙が出た。
あの幼稚園の先生、最低だ。
それは、ゲーム機紛失発覚食後の幼稚園教師の対応だ。
「子供の心のことを考えて、持ち物チェックをしなかった。
家に帰って子供にきいてほしい。」
はぁ!?
ごめん。私の中では、その対応絶対に有り得ない。
なんだ、その丸投げ!!!!
「子供の心を考えて」?
違うでしょ。対応能力がないだけでしょ。
なぜ、親を呼ぶ?
なぜ、親を集めて話す?
幼稚園の中で起こった出来事を、なぜ幼稚園で解決しない?
「子供の心を考えて、持ち物チェックをしなかった」??
本当に子供の心を考えるなら、その日のうちに解決しろや!!!!!!!!!!
私は「持ち物チェック」という行為が子供を傷つけるとは思わない。
傷つけるのは「自分が疑われている」という行為を取った時でしょ?
子どもが見てないところで調べればいいじゃん。
そもそも、ゲーム機を持ってくるのがいけないんだけど、
幼稚園でなくなったんだから、幼稚園にあるはずじゃん!
なぜ一旦家に帰す?
今回のように、子供たち全員に問題が知れ渡ってしまった場合、
一番子供を傷つけないのは、
問題をうやむやにすることではない。
違う。
悪いことは悪い、とはっきり子供に教え、
どうしたらいいか一緒に考え、正しい道を示すことだと思う。
私なら、まず、持ち主の子供に聞く。
本当に持ってきていたのか、先に確かめる。
「盗られた」が前提ではなく、「なくした」かもしれないじゃん。
「盗った」前提で進めるなんて保育者じゃない。
ま、ゲーム持込みが発覚した時点で、まず叱るけどさ。
もしも今回のようなパターンで、
自分でなくしたんじゃないのだとしたら、
何か知っていることはないか、そこで初めて周りの子供に聞く。
大抵誰かが何かを見ているので教えてくれるが、
今回のように嘘をついていて誰も何も言ってくれないのなら、
陰で持ち物チェックをする。
必ずどこかにあるはずなんだから。
そしたら見つかるじゃん?
そんで、その子をこっそり呼んで、話を聞く。
持っているということは、何らかの理由があるはずだ。
悪い、と決め付けず、まず理由を聞かないと。
「何か必ず理由があるはずだよね。
先生は○○くんが悪い子だなんて全然思ってない。
先生は○○くんがすごく良い子なのをよ〜く知っている。
だから、その理由が知りたいだけ。
先生は全然怒ってない。話が聞きたいだけ。
ただ、正直に話さないと怒るよ。」
こう話して、聞き込みするね。
事情が分かったら、持ち主の子供(Aくん)、
とってしまった子供(Bくん)の2人を呼んで
そこで話をする。
なぜとってしまったのか、をAくんにも説明、
遊びたいならどうすればよかったのかをBくんと考え、
BくんがAくんと遊びたかった気持ちをAくんに伝え、
どうしたらよかったか、を一緒に考える。
そしてその上で、Bくんには、自分のしたことについて謝ってもらう。
子供と一緒に考えていくことと、
加害者・被害者みたいに決め付けないこと。
双方の話をきかないと、分からないことも多いんだから。
「悪いことを素直に認めて、きっちり謝る」
と斉藤さんは言っていたが、本当にその通りだ。
ただ、
「みんなの前で謝る。傷つくから覚える」
は、私はやらないかな。
その考えもアリだとは思うけど、
私はやらない。
今回のようにみんなに知れ渡った場合でも、
上記のように2人で話し合い解決したあとに、
みんなには私から話す。
悪いことを伝えるのではなく、
悪いと認めたことがまず偉い、ということ、
ちゃんと謝って解決できたということ、を伝える。
以前にも書いたけど、
誰にでも間違いはある。
ついやってしまうこともある。
大事なのは、その後だ。
自分で認め、自分で解決できるか、だ。
大人なら「謝って済む問題じゃない」になるだろうけど、
まだ幼稚園児、
まずは悪いと認める勇気、解決できる前向きさが大事。
斉藤さんのように、その機会を与えてあげないと、
子供はいつまでも後悔し続けてしまうし、反省する場もなくなってしまう。
うやむやにすると、
良い事と悪い事の区別のつかない子供になってしまう。
そんなことも分からない「こばと幼稚園」の先生たちに
心底腹が立ったんです。
丸投げにして、親に問題解決を委ねて・・・
「真野さん」があそこまで悩んだのは
こばと幼稚園のふがいなさのせいだよ!
幼稚園で解決すべき問題を!!
あまりにも無責任すぎる「こばと幼稚園」の先生の対応に
心底ムカつくわ!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんなのを放送されたら、
幼稚園の先生って皆あんなもんだと思われちゃうじゃん!
あ〜〜〜〜〜〜!ムカつく!!!!!!!!!!!!!